こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。
今回は、南イタリアの古代ロマン溢れる遺跡「ポンペイ 」を紹介します!
目次
ポンペイってこんなところ!
ベスビオ火山が西暦79年8月24日に噴火したとき、それは2つの繁栄しているローマの町ポンペイとヘルクラネウム、およびこの地域の多くの裕福な別荘を飲み込みました。これらは18世紀半ば以降、次第に発掘され、一般に公開されました。ポンペイの商業の町の広大な広がりは、ヘルクラネウムのホリデーリゾートの小さくても保存状態の良い遺跡と対照的です。一方、トッレアヌンツィアータのヴィラオプロンティスの見事な壁画は、裕福な市民が楽しむ贅沢なライフスタイルの鮮やかな印象を与えます初期ローマ帝国の。
ちょっと読みにくい翻訳ですね(笑)
まとめると、
- 西暦79年、ポンペイを含む地域一帯が、火山の噴火で埋まる
- 壁画等の遺跡から、当時の文化や暮らしがわかる
になります。
噴火した火山は、ヴェスヴィオ火山といいます。東京ディズニーシーの中心にそびえ立つ「プロメテウス火山」のモデルと言われていますが、ソースが見つからなかったのでそういう説があると思っておいてください。
施設情報
開館時間
開館時間には、①4月~10月/②11月~3月の2パターンがあります。
①4月~10月
入館時間 月~金)9:00〜18:00/土~日)8:30~18:00
②11月~3月
入館時間 月~金)9:00~15:30/土~日)8:30~15:30
冬に行く場合は、時間に注意しましょう。
料金
一人€16.00です(2020年1月1日より料金が変更されています)。
1ユーロ120円とすると、日本円で1,920円になります。
日本国内の観光地と比較すると、入場料は高めの設定ですね。
ちなみに、私はポンペイのツアーで行きました。日本語ガイドさんがついてくれたので、鑑賞するのに全く困りませんでした!自由に見られる広い遺跡ですので、事前に勉強していくでもしない限り、自力では遺跡自体を楽しみきれないと思います。なので、ポンペイではガイドをつけることを強くお勧めします。
せっかくここまで来て、何がなんだかよくわからないのも寂しいですしね。
見どころ
ポンペイは 3月に訪問しましたので、そのときの感想や見どころ、写真をご紹介します。
石膏を入れて蘇った、2000年前の被災者
噴火によって滅んでしまったポンペイの街。長い時間をかけて、埋まった遺体は分解されてなくなります。その遺体の埋まっていた空洞に石膏を流し込んで、遺体の様子を復元したものを見ることができます。
自分の掌を組んで、恐怖に耐えているのか、祈っているのか。今となってはわかりません。
犬の石膏型もあります。現在のように、犬も飼われていたようです。
2000年前の風俗
※嫌な方はスルーしてください。
さて、噴火で消滅した都市ポンペイですが、2000年前といえども人間の根本的な欲求は変わりません。当時から既に、性風俗の商業が盛んなようでした。
「お店はこっち!」のマークが、男性器の形をしています。
当時のお店のスタッフは、この高い位置になる小窓から口笛を吹き、客引きをしていたそうです。
行為が行われる部屋の中とベッドは狭く、少し窮屈かも?
当時の壁画にも、その様子が描かれて残っています。
2000年前と現代、変わらない風景
2000年も前のポンペイ遺跡ですが、今と変わらないものもあります。
こちらはポンペイの「道路」です。車道(馬車道)と歩道に分かれています。道路には、車輪の跡が敷石に残っているのがわかります。今とほとんど変わらない姿をしていますね。
こちらは、ピザを焼くときによく見る!窯です。 今もイタリアンのお店で見ると、こんな形をしていますよね。
ポンペイ遺跡で有名な「猛犬注意!」のマークです。 今でも家の前に貼ってあることがありますね。
ポンペイ遺跡周辺には野良犬が多いようで、私も何匹か見かけました。
道路があって、窯でパンを焼いて、犬を飼って…人の営みは、今も昔もあまり変わらないようです。
注意点
■花粉に注意!
時期は3月。私はポンペイの観光中、突然くしゃみと鼻水が止まらなくなりました。日本でも花粉症ではないため、全く想像できなかった展開です。観光し終える頃には、手持ちのティッシュはなくなっているような状態。
調べても確実な情報は出てこなかったため断定はできませんが、ポンペイはスギの木が多いからかもしれません。
■夏は気温が上がる
私は夏に行ったことがないのですが、日光を遮るものが何もないため、夏はかなり気温が上がるものと思われます。3月でも、しばらく歩くと日が照ってきて上着を脱ぎたくなりました。夏に行くなら、帽子やサングラスは必須です。
「【南イタリア観光の定番】ポンペイ、噴火で消滅した都市【見どころを紹介】」のまとめ
まとめると、
- 火山の噴火で消滅したポンペイでは、遺跡から当時の文化や暮らしがわかる
- ガイドツアーを推奨
- 被災者の当時の様子が伝わってくる
- 花粉に注意
です。
ポンペイをしっかり楽しみたい!という方は、是非ツアーで参加してみてください。
海外旅行はやはり航空券代が高くついてしまいますが、航空会社のマイルを溜めることで大幅に節約できます。詳しくは、こちらの記事をどうぞ。↓
参考サイト
・Homepage - Pompeii Sites Portale Ufficiale Parco Archeologico di Pompei
・Archaeological Areas of Pompei, Herculaneum and Torre Annunziata - UNESCO World Heritage Centre
ポンペイの公式サイトはこちらです。↓