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【感想】特別公開第2弾!熊本城の特別見学通路に行ったら熊本城を応援したくなった【熊本観光】

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こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。

今回は、復元中の熊本城を見学してきました!

 

熊本地震以降、未だ復旧工事中の熊本城。工事風景を見ることができる見学通路ができたということで、行ってきました!

 

目次

 

「熊本城」って?

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熊本城は加藤清正の手によって、慶長12(1607)年茶臼山を中心に築城されました。
寛永9(1632)年には細川忠利が熊本藩主として入城しました。
廃藩置県後、熊本城には鎮西鎮台が置かれ、明治10(1877)年西南戦争の戦地となり、
開戦直前の火災により天守・本丸御殿一帯が焼失してしまいます。
第二次世界大戦後には市民をはじめ天守再建の気運が高まり、昭和35(1960)年に大小天守が鉄骨鉄筋コンクリートで外観復元されました。
熊本城は、数多くの歴史の舞台となり、築城以来多くの人々を惹きつけ、熊本市民の心の拠り所となっています。

(出典元:熊本城 公式HP)

行ってみてわかった、熊本城の大事なポイントは3つ!

  1. 築城の名人・加藤清正の手によって建てられた
  2. 西南戦争で主要部分が消失
  3. 熊本地震で被災

この3つが基本情報です。今回は熊本地震の爪痕がまた色濃く残っている状態ですので、3についての話が多くなります。

1、2の話をはじめにしておきます!防御力の高い城が完成した後、しばらくは戦争も起きずに済んでいた熊本城。明治時代、ついに西南戦争で戦いの舞台となります。しかし熊本城が攻め落とされることはなく、約270年の時を経て加藤清正の凄さを見せつけた出来事となったのです。

 

アクセス

熊本駅から市電が通っています。市電に揺られること17分、「熊本城・市役所前」で降りて10分歩けば到着です。

 

入場料

高校生以上 500円

小・中学生 200円

 未就学児 無料

 プラス100円で熊本城ミュージアム「わくわく座」に入れたりするらしいので、今回は入らなかったのですが興味のある方は是非立ち寄ってみてください!私も行きたかった…。

 

公開時間

9:00~17:00(最終入園16:30)

 

「熊本城」訪問レポート!

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(画像出典元:熊本城 公式サイト)

 公式サイトからお借りした、現在見ることのできる見学ルートのマップです。復旧工事中の、この景色が見られるのは今だけです!

 

特別公開第2弾!特別見学通路が完成

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復興中の、今しか見られない熊本城を見るための作られた特別通路までやってきました。現状のありのままの熊本城をさっそく見に行ってみましょう。
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私たちの入城を歓迎するかのような連なる旗に、胸が高鳴ります。
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券売所で入場券を購入します。追加100円で、熊本城VRも見ることのできるチケットにすることもできます。
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熊本城についての解説がありました。熊本城は、1600年の関ヶ原の戦いが始まる前から築城を始めていたそうです。7年後の1607年に完成。櫓が49個、櫓門が18個、城門が29個もある、広大な城でした。
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こちらは、「数寄屋丸二階御広間(すきやまる にかい おんひろま)」といいます。1989年(平成元年)に復元されました。
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石垣の、外側から見える大きな石より内側は、小さな石が詰められています。石垣が崩れてしまっているうえに、建物にもひびが入ったりゆがんだりしていて、胸が痛みますね…。

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今見ていた「数寄屋丸二階御広間(すきやまる にかい おんひろま)」の反対側を見てみてください。

ここには、奇跡の一本柱とも呼ばれ、数々の余震の中やぐらを支えた石垣で有名な「飯田丸五階櫓(いいだまる ごかいやぐら)」がありました。…そう、今はありません。現在は修復のため解体されており、その姿を見ることはできません。解体中には、築城当時の石垣が発見されたそうです。この場所の石垣が元々の予定よりも大きく作られた結果、あとから積まれた石垣の下で綺麗に残っていたんだとか。

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(出典元:NHKスペシャル「熊本城 再建 “サムライの英知”を未来へ」/2017年4月16日放送/NHK)

解体中で写真がないので、NHKスペシャルで放送された「飯田丸五階櫓(いいだまる ごかいやぐら)」の地震直後の様子を引用します。まさに奇跡のような石垣の残り方ですよね!熊本市民が元気をもらえた、というのも納得です。
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天守閣と、本丸御殿が見えてきました。右の本丸御殿大広間は、復元されたものです。本丸御殿は、藩主の仕事や儀礼に使われたそうですよ。
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ちなみに、熊本城の本丸御殿への正式な入口は地下にあります。抜け道が地下にある城は多いと思いますが、正式な入口が地下って…徹底していますね。通うには面倒くさそうですが。

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屋根に使われている瓦に家紋が入っていましたので、調べてみました。こちらは九曜紋(くようもん)と呼ばれる紋です。特にこの形は、細川氏が使っていたものです。中央の大きい〇が太陽、回りのつ8の〇は太陽系の周りの惑星を表しているんだそう。宇宙が題材になっている家紋があるとは…恥ずかしながら全く知りませんでした。
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熊本城って、別名「銀杏城」と呼ばれているのですね…!
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修復中の天守閣です。震災当時よく報道されていた姿と比べると、だいぶ復元されている印象です。
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震災直後の写真が展示してありました。瓦が滑り落ち、石垣が崩れてしまっています。
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近くで見る熊本城の天守閣!今はだいぶ綺麗な姿を見せています。
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天守閣を見たので、引き返していきます。帰りたくないなぁ。

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「天守閣の復旧が最優先」が熊本市の方針だそうで、崩れているもののまだ手付かずの場所も見られました。地震の被害の大きさを感じます。早くお城全体で元気な姿を見せてほしいですね!
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天守閣を過ぎて少し行くと、「宇土櫓(うとやぐら)」があります。築城当時の姿を保っている、唯一の多重櫓だそう。豪華さは天守閣に引けをとりません。こちらも熊本地震で被害を受けました。

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新作直後の様子は、展示されている写真で見ることができます。

 

 番外編:ポスター

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熊本市のポスターが貼られていました。現代の熊本で仲良くワイワイ騒ぐ武将たちが可愛いですね。

 

「【特別公開!第2弾】熊本城の特別見学通路に行ったら熊本城を応援したくなった【熊本観光】」のまとめ

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今の熊本城を見学していると、正直「痛ましい…」「かわいそう…」と暗い気持ちになります。しかし、熊本城全体を見学した上で、熊本駅を利用したり市内を散歩したりお土産を選んだりドキュメンタリー番組を見たりしているうちに考え方が変化していきました。熊本市民はみんな熊本城が大好きで、熊本城が元の姿に戻るのを楽しみに待っているんですよね。熊本城は悲しい象徴じゃない。誇りとか歴史とか強さとか、明るい希望の象徴です。また元気な熊本城を見られるときまで、熊本市民とくまモンが待っている!観光していて、そういう空気を感じました。そう思うと、私が悲しむ必要ないなー、私も応援しよう!と考えを改めた、というわけです。

熊本城、完成したらまた見に来たいと思います。壊れている城を見て楽しいのか、なんて思っていましたが、一周回って元気をもらえたくらいです。復旧工事中の熊本城は今しか見られませんので、興味のある方は今のうちに行ってみてください!

 

熊本城の他にも、ホテルでくまモンの可愛い部屋に泊まったり、ワインを試飲したり、お土産を買ったりと、熊本は本当に楽しいことばかりでした。

 

(訪問日:2020年10月4日)

 

一年間私が 「マイルを溜める」を実践した結果をまとめました。↓

hinachanningyo.hatenablog.com

 

参考サイト

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【公式】熊本城

・NHKスペシャル「熊本城 再建 “サムライの英知”を未来へ」/2017年4月16日放送/NHK

・「密着!熊本城復旧プロジェクト」/2018年11月6日放送/NHK

日本の家紋 | 家紋一覧とデータ販売

 

 

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