こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。
今回は、神話の町・高千穂で神話スポットを巡って来ました!
ずっと来てみたかった神話の街。毎日仕事頑張ってるし、たまには神話の町で息抜きしたい!(?)ということで、この秋観光してきました。
目次
「高千穂」とは?
高千穂とは、宮崎県でも人気の観光地です。日本の古い書物「古事記」「日本書紀」の神話に登場する場所があったり、めちゃくちゃ古い神社があったり、伝統芸能を毎日見ることができたり、何万年も前にできた「高千穂峡」があったり…1000年単位でタイムスリップしてきた感覚になります。高千穂はそこが魅力!!一周回って非日常を感じる高千穂、歴史ある雰囲気が好きな私には楽しい土地だったのでまとめさせてください。
アクセス
レンタカーを使い、熊本空港⇔高千穂で1時間半くらいかかりました。途中のドライブ自体も、とっても気分がいいです。ちなみに、高千穂は宮崎と言っても熊本に近く、阿蘇まで車ですぐ行けちゃいます。阿蘇の火山活動によって、あの有名な高千穂峡は生まれたそうですよ。
観光レポート!
細かく見ていくと見切れないくらい見学する場所はあるのですが、初訪問ということで、厳選した場所に行ってみました。
①ゆったりとした時間を過ごせる「高千穂峡」
高千穂峡ってボート乗れる場所でしょ?
と思っていました。一体そもそも、高千穂峡ってなんなのでしょうかね?
高千穂は、「峡谷(きょうこく)」です。
峡谷(きょうこく)とは、渓谷(けいこく)の幅と比較して更に深い谷のことである。谷の断面は、V字形をなす両岸が険しい崖になっていて谷底平野を持たない。V字谷(ブイじこく、ブイじだに)とも。
出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「断面が崖になってる、すっごく深い谷」ということなんじゃないでしょうか。高千穂峡は、アメリカのグランド・キャニオンの仲間です。高千穂峡は火山活動によって誕生しました。
高千穂峡といえばボートでしょ!ということで、ボートを借ります。ちょっと高い…と思いましたが、乗らずに帰るわけにもいかない気持ちになっており、避けては通れません。大人2人で5,000円。
階段で谷底部分まで降りていきます。
ボート乗車前、エサがあったので反射的に購入しました。救命胴衣をさりげなく腰に巻き、いざ出発です!
この奇妙な形の岩。「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」というそうです。チュウジョウセツリなんて私は聞いたことがない…。溶岩やマグマは冷えて固まるとき、少し縮むそうです。その小さくなる過程で、ひび割れが起こります。ひび割れは、ハチの巣のような五角形や六角形の割れ目となり、ちょうど写真のように我々の前に現れるというわけです。
滝に突っ込まないかひやひやしながらオールを漕ぎます。
日の光が強く差し込んでいて、こんな写真がいっぱい撮れてしまいました。あぁでもこんな光景、神秘的かも?
ボートがガシガシ岩にぶつかります(ごめんなさい)。
引き返す途中でカモを発見。危なくたまごボーロがただのおやつになるところでした。しかし、これがなかなか寄ってきません。諦めの早い人には無理かもしれないレベルです。
ついに寄ってきたカモたちです。寄って来さえすればエサに反応し、あげ続ける限りついてきます。ボートにカモがついてくる様子はマジで可愛いですよ。ただ、実行するには一人が漕ぎ一人が休みなくエサを与える必要があるため、写真は撮れませんでした。
ヴェネツィアを思い出しますね(?)。
②創建は1900年前!「高千穂神社」
高千穂神社にやってきました。高千穂観光マップの、ちょうど真ん中らへんにあります。
高千穂峡で散々はしゃいでおり、この階段すらきつい。帰ったら近所のプールに通って体力をつけます。
願うことも特になかったので、浪人している弟の大学合格祈願をしました。優しい姉上ですね。
こちらは、「夫婦杉」です。根本が一つになっており別れられないことから、縁起が良いとされています。
根本をチェック。ほんとだ~!
手をつないで木の周りを3回回ると良いらしいので彼氏を誘いましたが、断られました。
こちらは「秩父杉」。鎌倉時代、秩父の豪族が植えたことから付けられたそうです。いつもこういうとき思うのですが、鎌倉時代に秩父から宮崎ってどうやって来たのだろう…。
グッズショップ。
こちらで御朱印をいただくことができます。
毎日夜20時から神楽を見ることができる、神楽殿です。前日の夜に見に行きました!
御朱印をいただきました。ほっそりした字ですね。
③天岩戸神話の舞台! 「天岩戸神社」・「天安河原」
天岩戸神話の舞台!「天岩戸神社」
高千穂神社から天岩戸神社までは歩くと距離があるので、車で移動してきました。
すごい!天岩戸神社までの道に面しているすべてのおうちに、何かしらの神楽で使われていそうなお面が飾られています!是非見てほしいポイントです。
さて、ようやく鳥居に到着しました。天岩戸神社のご神体は、その名の通り「天岩戸」。天照大神が隠れてしまったという、あの岩戸です!30分おきにある神職の方の案内でご神体も見ることができるのですが、今回はそのルールを知らず…!見逃しました。
高千穂は、いろんなところに神楽のキャラクターがいるんですよね。岩を持った赤い顔の人は、天岩戸を開けたときの様子を表しています。昨日神楽で似た場面を見たぞ!
新型コロナウイルス感染対策で、尺が撤去されていました。
西本宮拝殿。
古代銀杏(こだいいちょう)なるものを発見しました。珍しいようなのですが、古代銀杏ってなんなのでしょう?〇年以上前の銀杏みたいな感じでしょうか?
年季の入った神楽殿がありました。ここで夜に見る神楽は本当に迫力がありそうです。
大量の石が積まれた「天安河原」
天安河原までは、この神社から530m。徒歩10分かかります。意外と遠い…。
天安河原まで行くには、なんと一旦普通の道に出てから向かいます。
ここから、だいぶ下ることになります。歩きやすい靴、必須です。
川がちょろちょろと流れており、歩いていて気分がいいですよ。ただ、少し歩きます。
川の水がとってもきれいだったので撮影しました!途中途中では、深くなっているんですね…。底までしっかり見えます。
どうにか到着!ここが神々のmtg会場です。天照大神が岩に隠れてしまったとき、どうするかをここで神々が話し合ったそうですよ。
ここが話し合った場所か〜とか思う以前に、積んである小石の数が多すぎる。おびただしい量の積まれた石がちょっと怖いレベルです。こんなに積んである石の存在感があるとは思わず、言葉を失ってしまいました。怖い言われがあるとかではなく、積むと願いが叶うそうです!
ここの河原は神秘的な雰囲気がありますし、鳥居を立てた先人の気持ちもわかる気がします。
それにしても、アクセスの悪い会議室です…。
降りるまでの道はジブリっぽくもあり、わくわくしますよ。
2箇所の御朱印をいただきました。
休憩
動き回った疲れがドッと押し寄せてきます。帰り道に「cafe あまてらすの隠れテラス」に寄りました。
天安河原から天岩戸神社に行く間の道にあるお店です。店先の食品サンプルが食欲をそそりますね!
食器類も置いていました。
気候もちょうどいい季節!
かまいり茶ソフトクリーム。
高千穂牛めん。天安河原の往復で疲れた体に染みます。
こんなお店があったらついつい寄っちゃいますね~。テラス席で気持ちの良いお店カフェでした。
その他
2度目になりますが、高千穂では町中の至るところで神楽のキャラクターを見ることができます。トンネルにも!
「天岩戸の湯」という温泉施設があるそうで、立ち寄ってみましたが休館日でした…。
黄金色の田んぼがすごくきれいでした。
「【高千穂観光】あの神話の舞台!メインどころを観光してきました【神話の町】」のまとめ
高千穂峡や神話に登場する神社・河原が一つのエリアにまとまっている高千穂は、一度に回りやすいので観光しやすいです。高千穂では自然と歴史だけを感じ、時間の感覚を忘れるような旅をすることができました。私は是非また再訪したいです。
ホテルも高すぎず綺麗なところに泊まれたので、大満足の高千穂観光になりました。
(訪問日:2020年10月6日~7日)
一年間私が 「マイルを溜める」を実践した結果をまとめました。↓
参考サイト
・高千穂町観光協会 | オフィシャルサイト | 宮崎県 高千穂の観光・宿泊・イベント情報