こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。
今回は、沖縄の次世代の人気施設「DMMかりゆし水族館」に行ってきました!
沖縄本島の定番観光スポットといえば美ら海水族館ですが、沖縄本島にはもう一つ水族館があります。それが「DMMかりゆし水族館」です。
目次
- 「DMMかりゆし水族館」ってなに?
- 館内を紹介!
- 「DMMかりゆし水族館」と合わせて行きたい!周辺スポット
- これから行く人へのアドバイス
- こんな人におすすめ
- 「【沖縄本島観光】次の定番観光スポットになる?DMMかりゆし水族館に遊びに行きました【感想・訪問レポート】」のまとめ
- 参考文献・サイト
「DMMかりゆし水族館」ってなに?
最新の映像表現と空間演出を駆使した
新しいカタチのエンタテインメント水族館いきものたちの美しさと亜熱帯気候が織りなす自然の魅力を、映像表現や多彩な空間演出で表現しました。自然と映像が調和する癒しの空間へご招待します。
(出典元:DMMかりゆし水族館公式HP)
DMMが運営しているだけあって、「映像表現」「空間演出」などの単語が並びます。DMMかりゆし水族館は従来の水族館とは違って、最新のテクノロジーを活かした演出を楽しむことができる水族館です。
アクセス
「那覇空港」から車で約20分、沖縄県豊見城市の水族館
観光地のアクセスって、調べてもわかりづらいことがよくあるんですよね。ただ、DMMかりゆし水族館のアクセス情報については公式HPが大変見やすいので、是非こちらで確認してみてください。私は今回レンタカーで行きましたが、車がなければバスでも行くことができるようです。
料金
- 大人(18歳以上)2,400円
- 中人(13歳~17歳)2,000円
- 小人(4歳~12歳)1,500円
美ら海水族館は大人が1,880円なので、それよりは520円高いわけですが、体験してみて高いとは思いませんでした!
館内を紹介!
それでは館内を紹介していきます。DMMかりゆし水族館は2階から入場して、1階に降りるという順路です。
2F 亜熱帯気候が織りなす常緑の森
2階は、陸上に近い生き物たちがいるイメージでした。
■沖縄の自然を総まとめ!シアター
入館するとまず、映像を見る部屋に案内されます。そこで数分程度、沖縄の空や海、森などの自然を体感できる映像を見ることになります。DMMらしく、映像はテーマパークで投影されるような没入感の高いリアルな映像です。例えば西武園ゆうえんちのゴジラ・ザ・ライドとかTDSのソアリンのような映像。座席とかはなく、立ち見です。正確には、腰掛けられそうな低い手すりみたいものが設置されています。
私は終始、空や海面を飛んでいるように錯覚していました。映像酔いする方には苦手かもしれませんが、この手の映像はここだけです。
入場直後にDMMかりゆし水族館の世界に浸ってもらうために用意された、初めの仕掛けでした。この映像があることで、旅行で沖縄に遊びに来てからまだ自然に触れていなくても、沖縄の自然のイメージを掴むことができます。もし既に触れていたら、それはそれで思い出が蘇って楽しいと思います。
■森から見学スタート!ガジュマルの森
中に入ると、鬱蒼と木が生い茂っている森のような場所に出ます。水族館というよりは森です。
中央に大きなツリーハウスなのか展望台なのか上から見下ろせる場所があり、その周りを壁側の水槽が取り囲んでいます。
水蒸気か何かが上がっており、未開の地に足を踏み入れてしまったような感覚になります……!
水槽の中に見える魚は、色鮮やかな熱帯魚が多そうです。
当館では専用のアプリをダウンロードしておくことで、生き物の情報を集めたり読んだりすることができます。
そのため、解説パネルなどの文字の説明がかなり少ないです。これはより本物の自然の状態を楽しんでもらうためなのでしょうかね。
さっそく珍しい生き物を発見!マダラヤドクガエルというカエルのようです。身に危険が迫ったとき、皮膚から猛毒が分泌されます。ただ、飼育されているマダラヤドクガエルはエサをもらえるので毒はないみたいです。
魚の種類はアプリで調べて初めて知ることができます。考えてみると、気になった種類だけ調べればいいわけなので、これはこれでいいのかも?
調べきれませんでしたが、ナマズ?
中央ツリーの階段は上がることができます。
蝶の動く影が!まるで、本当に野生の蝶が飛んでいるようです。
ツリー階段上からの景色はこんな感じ。
小さい水槽もいくつかあって、美ら海水族館よりは水槽の規模はずっと小さいように思います。
魚の展示場所を示す矢印サインがとっても可愛いです。
■ペンギンとワニを発見!
完全な魚エリアを抜けると、ペンギンエリアになりました。このときは一羽も泳いでいませんでしたが、日によっては泳ぐペンギンの大群が見られそうです。
このときはいちばん遠いところにいて、写真ではうまく捉えられませんでした……!
ワニもいましたよ。ブラジルカイマンというワニで、成長すると最大で1.8mにもなるそうですが、それよりは全然小さかったと思うのでまだ子どもなのかしら?微動だにしません。
■天気が変わる!波打ち際の海岸
沖縄の空模様と波打ち際の海岸を再現した空間にやってきました。
奥の映像は天候が変わるのでしばらく観察してみましょう。ここには、小さな海水魚たちがいます。
エイが隅にかたまっています。
すごく大きなエビも見つけました。
しばらくすると、天気がガラっと変わって、雨が降り出しました。映像と音で楽しませてくれる水族館、あまり体験したことがなかったので楽しいです。
ここの魚には、300円でエサをあげることができます。
自分の前を素通りしていた魚たちも、
エサをばらまけばこの通りです。やってもやらなくても、どちらでもよい体験だと思います……笑
■歩くのが怖い。床一面透明なガラス張り
天気が変わる波打ち際の海岸の向かいにある洞窟の入口。奥に何があるのか気になっていましたが、暗闇の中に足を踏み入れると、
床一面が透明なガラス張り!
下を覗くと、約6m大水槽を見下ろす構造になっています。この水面を歩くような体験が、高所恐怖症の私には非常に怖い……!!
しかし、そこは恐怖をグッとこらえて記念にそっと歩いてみました(その後すぐに立ち去りました)。
グラスボートも綺麗ですけど、怖くて乗れないんですよね……。
■タッチプール
ここは、エイやサメなどに触れることができるタッチプール!
ヒトデは難易度1で、ナマコみたいなやつは難易度高めでしょうか。
サメっぽく見えないサメではありますが、サメは本当にサメ肌なのかを確かめてみてください。
自然は外側から眺めるだけではなく、実際に海水の温度や生き物の肌触りを感じることで関心と理解が深まります。
■泳ぐカワウソ
タッチプールのすぐそこにはカワウソがいて、非常に愛くるしい仕草や食事の様子を間近で見ることができます。
ここも矢印サインが可愛いんですよね~。
元気に泳いでいるカワウソを発見!
カワウソの中でも最も体が小さい、コツメカワウソという種類です。
何度も前をスイスイ泳いでくれるカワウソ……ファンサービス精神に溢れています。野生では、小川やマングローブなどの水辺で、何頭か群れになって生活しているそうです。
では日本国内のマングローブ林に野生のカワウソがいるのかという話になると思うのですが、検索して調べてみたところ、日本では絶滅したと思われていたカワウソは2017年に長崎・対馬で見つかっているそうです。朝鮮半島から海を渡ってきたのか、元から日本にいた種類の生き残りなのか……続報が待たれます!
(参考:大学倶楽部・琉球大:野生のカワウソ、38年ぶり国内に 伊沢教授が長崎・対馬で撮影 | 毎日新聞)
カワウソを見たら一旦2階は終わりです。ここからエスカレーターで1階に下ります。
1F 多彩な生物が息づく澄み切った海
1階の見学エリアは、陸上の動物から始まります。その後は、水族館でよくイメージするような空間が広がります。2階が陸上に近い生き物たちがいるイメージに対して、1階はもっと海の深くにいる生物たちが展示されているイメージです。
■小さな動物園!ナマケモノやカピバラを観察してみよう
下ってすぐ、魚以外の陸上に住む生き物たちのいるエリアにやってきました。ナマケモノやカピバラ、アルマジロ、カメなどがいます。
ここのエリアの特徴は、生き物との距離が近いこと。生き物たちが近くに寄って来たら、本当に目の前です。写真はカピバラ!
距離が近いので、クチバシが飛び出すハプニングもあるようです……!笑
私がいた時間帯は、そこまで近くなかったのでクチバシを間近で見ることはありませんでした。
大きなカメを見つけました。ケヅメリクガメという、世界で3番目に大きいカメです。なんと体重は40㎏にもなる種類だそうです。
ナマケモノ。ヒトのすぐ近くにいることもあるみたいですが、今回は上の方でスヤスヤと眠っていました。残念!
フクロウも目が大きくて、とっても可愛かったです。
お尻を向けていたナマケモノ。
うまく撮れなかったアルマジロ。
イラストみたいな構図と色の、いかにも南国にいそうなトリ!ヒムネオオハシといいます。クチバシがデカくて可愛いですね。
■個水槽
さて、陸上の生き物のエリアを抜けると、キラキラしたカラフルな熱帯魚がたくさんいる個水槽のエリアに入ります。
ここからは水族館と聞いてイメージする魚や水槽が並びます。
南国の魚は、色鮮やかなので見ていて楽しいですよね。
この下に見えるものなんて、色合いがハロウィン用のおもちゃみたいです。
一見生き物のいない水槽。ここで一緒にいた彼氏が、スタッフの方に「オニダルマオコゼはどこですか?」と質問しました(なんでそんなことが気になるんだ。ていうかオニダルマオコゼってなんだ)。スタッフの方は親切に教えてくれたものの、2人とも見つけることができません。
スタッフの方「ちょっと怖いですけど…水槽に手を入れますね…!」
荷物「え…大丈夫なんですか?」
スタッフの方「オニダルマオコゼは毒があるので…」
荷物「いやいや危ないからやめてください!!」
結局少しだけ水槽に手を入れて指を指してくれたおかげで、砂の中に隠れている生き物を見つけることができました!
奥がオニダルマオコゼ、手前の魚の名前は忘れましたが何かが隠れています。
これが、砂に隠れていない状態のオニダルマオコゼです!最初からこっちを見ておけばよかった〜!自らの危険を顧みないタイプのスタッフさん、ありがとうございました(無事でした)。
■海中トンネル
水族館といえばこれ!海中トンネルです。デートにもぴったり。
ただ、これ以上の感想はありません。笑
■アートアクアリウムのような、クラゲの世界
最近、日本橋のアートアクアリウムのようなクラゲがふわふわ浮いている写真映えしそうな展示をよく見かける気がします。
沖縄でも、それがありました。
光を放つ円柱群の、不思議な光景です。
若い世代に人気そうな、フォトスポットですね!私はこういう場所にあまり興味がないんですが……。
■超リアル!なバーチャル水槽
この水族館では、ジンベイザメは飼育していません。しかし、ジンベイザメに会うことができます!
正確には「DMMかりゆし水族館では飼育していない巨大な海洋生物を映像で見ることができる!」ですね。
ジンベエザメを待っていると、まさかの巨大なイカが現れました!こわ!東京ディズニーシーのアトラクション「海底2万マイル」を彷彿とさせる光景。
おそらくここは深海で、巨大なイカ(ダイオウイカ?)が私たちの目の前を横切ります。
足側を向けられると、絡みつかれそうで非常に怖いです。
イカを見ていたら映し出される場所が変わったのか、ジンベイザメがやってきました。平和な光景に戻って一安心ですが、イカのインパクトが強すぎてジンベイザメがあまり頭に入ってきません。
■水族館でよく見る大水槽
こちらも特にコメントはないんですけど、大きな水槽です。
先ほど紹介したガラス張りの床は、たぶんここです。
■ひとやすみできるカフェ
小腹が空いたらカフェで一休みすることもできます。
こういうところで私は無駄にチュロスが食べたくなります(今回はこの後アグー豚のしゃぶしゃぶを予約していたので諦めました)。
■お土産を探せるショップ
オリジナルデザインのぬいぐるみや雑貨を購入できます。
ぬいぐるみの種類がいっぱいありました。
余談ですが、レジのお姉さんが良い感じに話しかけてくれて、お客さんとのコミュニケーションを大事にしている雰囲気でした。
メインのショップはここになると思いますが、実はさっき2階を去る直前にも小さなワゴンショップがありました。
こちらもぬいぐるみ多めで、雰囲気があります。
イベント
エサやりイベント(これは先ほど体験しました)や、バックヤードツアーもあるみたいですよ。バックヤードツアーは興味あるな〜。
「DMMかりゆし水族館」と合わせて行きたい!周辺スポット
DMMかりゆし水族館に来てみて気がついたのですが、ここの水族館だけ目当てにここに来るよりは、このあたり一帯で一日か半日遊ぶのが良いと思います。水族館はショッピングモールと繋がっているので買い物できたり、フードコートなどで食事もできたり、すぐ近くにビーチがあったりします。
これから行く人へのアドバイス
- 周辺のビーチやショッピングモールと合わせて遊ぶのがおすすめ
美ら海水族館のような規模の大きいタイプの水族館ではないので、ここだけを目当てにして来るのはあまりおすすめしないです。時間にゆとりを持った上で、この辺で遊ぶか〜とゆるく計画しておくのがよいと思います。
- スマホは充電しておく
館内専用のアプリを使います(使わなくても見学はできます)。しっかり充電しておくか、モバイルバッテリーの持参がおすすめです!
こんな人におすすめ
- 美ら海水族館には行ったことがある
- 魚について詳しいことがわからなくても、水族館の雰囲気を楽しめればよい
- 何でもスマホ世代
スマホの活用やリアルな映像がDMMかりゆし水族館の魅力だと思うので、それを楽しめる人にはおすすめです!
「【沖縄本島観光】次の定番観光スポットになる?DMMかりゆし水族館に遊びに行きました【感想・訪問レポート】」のまとめ
ナマケモノを間近で見られなかったことは残念でしたが、それ以外は本当に大満足でした!
映像展示のレベルが高いのは、DMMの運営ならではです。
たぶんこれまでとは一味違う水族館体験になると思うので、沖縄本島の観光の際には是非訪れてみてください〜!
(訪問日:2021年6月22日)
参考文献・サイト
・DMMかりゆし水族館|沖縄に新しいカタチのエンタテイメント水族館
・かりゆし水族館 館内見学用アプリ
・大学倶楽部・琉球大:野生のカワウソ、38年ぶり国内に 伊沢教授が長崎・対馬で撮影 | 毎日新聞