こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。
今回は、西表島から行くことができる島「由布島(ゆぶじま)」を観光してきました。
目次
由布島とは?
「由布島(ゆぶじま)」は、西表島から水牛車で行ける小さな島です。島全体が亜熱帯植物園になっています。
アクセス
- 大原港より車・バスで約30分
- 上原港より車・バスで約40分
由布島の水牛車乗り場まで着いたら、由布島までは水牛車か徒歩で渡ります。
島内では看板が道案内をしてくれるので、案外迷いにくいと思います。
島内レポート
徒歩でぐるっと一周できる狭い島。ポイントを絞ってご紹介します。
上陸前にチェック!由布島と水牛の情報
由布島へ渡る方法は、水牛車か徒歩。せっかくなので、まずは水牛のお世話になることをおすすめします。水牛を待つ間、由布島のマップや水牛についての情報を見ながら並びます。
解説パネルには、水牛やマングローブについての説明がありました。
水牛の勤務時間は9:30から15:00。圧倒的ホワイト企業です。
水牛車に乗って島に上陸
乗り場では、水牛車がずらっと並んでいます。
そのうちの一頭に、乗る前にご挨拶ができました!
大きい…!!けど可愛い。瞳が特に可愛いです。思わず触りたくなりますが、牛に勝手に触ってはいけません。
挨拶した牛とは別の水牛車に乗り込みます。
スタッフの方が、主に水牛についての紹介をしてくれました。今回担当してくれた水牛の名前を失念してしまったのですが、ここにいる水牛の中でも特に強くて乱暴者のオスなんだそうです。水牛車のスピードがめちゃくちゃ早いです。
島が近づいてくると、スタッフの方が三線の演奏を聴かせてくれます。
浜に着いたらすぐに終わりなのかなと思っていましたが、もう少し陸の方まで上がって終了です。水牛、ありがとう!名前を忘れて申し訳ない…。
島の入り口でチケットを買うことができます。
※以前は由布島の向かいの西表島内で購入するルールだったようなので、行かれる際はその時期のルールをご確認ください。
由布島、なんとウェルカムドリンクをいただけます!高級ホテルのようなおもてなしです。西表島らしく、パインジュースでした。
水牛は島にもいる!
由布島に着いてすぐ、水牛たちが休んでいる池があります。池に使っている水牛たちという、なかなか見ない光景にわくわくしました!
昔の水牛車の形。
水牛とのふれあい体験もできます。
500円でエサやり体験もすることができるようです。もうちょっと滞在時間に余裕があればやりたかったです…。
蝶々園
蝶の住むハウスがあります。
入り口はこちら。
ここでは、「オオゴマダラ」という日本に生息する蝶の中でも極めて大きな蝶を見ることができます。
本当にたくさんいるので、写真のチャンスはたくさんやってくると思います。私は気が付きませんでしたが、他の蝶もいるようです。
お花と一緒に撮るのも素敵です。
ちなみに、蝶々園の中では、黄金色に輝くサナギを見かけると思います。嘘みたいに金色なのでおもちゃとかレプリカかな?とか思って見ていたんですが、実際にサナギが黄金に輝いているそうです。ツタンカーメンの黄金のマスクくらい金ピカなので、探してみてください。
小中学校・公民館の跡地
1969年、高潮の影響で、由布島の人々は町全体として移転したそうです。
建物はそのまま残りました。
こちらは、かつての公民館。
井戸も見つけました。
東日本大震災の杭
これは、今回の旅行で見たかったものの一つ。気仙沼市の杭が東日本大震災の津波で流され、9年もかけて西表島に漂着したそうです。西表島には過去にコンテナなども漂着しており、流れ着きやすいルートなのかもしれません。
ジェラートが美味しい!由布島茶屋
何やら賑わっているお店がありました。「由布島茶屋」という、コーヒーとジェラート、ケーキをいただけるカフェです。
単品に加えて、セット料金もあります。
その日取り扱っているメニューは、黒板にまとめられていました。
ケーキは2種類ありました。
- 黒米(くろまい)ショコラケーキ
- 紅いもチーズケーキ
ジェラートは7種類ありました。
- 西表島黒糖
- 泡盛
- オキナワンブルー(バタフライピー&西表の塩)
- 黒糖漬けラムレーズン
- バニラ
- 抹茶
- 春うこん
私はスペシャルセットを注文しました!
- 抹茶
- 西表黒糖
- 黒米ショコラケーキ
すぐそこにあるのは「マンタの浜」。天気が良ければ、もう少し綺麗な景色が見られると思います…!
曇りとはいえ、海の見えるカフェでジェラートやケーキを食べられるのは、とっても贅沢な時間でした。
ショップ
由布島のお土産を探す場合は、到着した場所にある建物と、もう少し奥に進んだところにある建物の、2ヶ所ありました。
奥上の写真が奥の方のお店です。商品数はこちらの方が多いと思います。レストランも併設されています。
こちらは入口にある方のお店。
こちらは食事がなく、飲み物は販売していました。
休憩所があり、少し早く戻ってきてしまっても、座って待つことができます。
その他(見れなかった場所)
「貝の館」という建物がありました。公式HPによれば、貝と植物を展示しているそうです。
また、ブーゲンビリアガーデンも見ることなく帰ってしまいました。入り口から一番遠いところにあり、通っていないことに気が付きませんでした…!
帰りに送ってくれた水牛の機嫌が悪すぎる
30分おきに出ています。水牛車の出る時間は張り出されているので、帰る便をなんとなく決めておくのがおすすめです。
また、帰りは徒歩の方もいらっしゃいます。歩きたい!ということなら、水牛車の時間は関係なく帰ることができます。
帰りの水牛は、ゆいちゃんという女の子でした。
ゆいちゃん、車を引きながらめちゃくちゃ鳴いていました。スタッフの方によると、GW期間は忙しくて残業が発生してしまい、残業したくないと文句を言っているらしいです…。ごめんゆいちゃん…。
とはいえまだ定時じゃないのでは?という疑問を持ちましたが、オスが15時頃退勤なのに対して、メスは通常もう少し早く退勤しているのだそう。
残業にかなりイライラしているゆいちゃん、後続の水牛に越されていました。
ゆいちゃんに同情と共感のムードが漂う車内でした。向こう岸まで届けてくれてありがとう!
「【西表島観光】水牛車で上陸する楽園!「由布島」を観光してきました」のまとめ
簡潔にまとめるなら、由布島でやるべきことは2つだと思いました。
- 水牛車に乗る
- 由布島茶屋でジェラートを食べる
その他にも、珍しい蝶を見ることができたり、自然災害の脅威を感じたり、目で見て感じるものはたくさんあります。
のんびりした島で生き物や自然に触れながら、癒しの時間を過ごしてみてください。
(訪問日:2022年5月2日)
西表島旅行の際に宿泊したホテルの記事はこちらです。↓
参考サイト
・https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/685155