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【娘側から語る】娘を私立女子校に進学させるメリット・デメリット【経験談から語る】

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こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。

娘さんを私立女子校に入学させるかどうか悩んでいるパパ・ママへ。

私が実際に通ってみて感じたことをまとめてみました。

 

こんな人に読んでほしい

  • 共学と別学のリアルな違いを知りたい
  • 娘が共学に行きたがっているが、親としては別学に行ってほしい

 

目次

 

私の出身の女子校はどんなところ?

私の進学の流れを紹介すると、

  • 公立の小学校(共学)
  • 公立の中学校(共学)
  • 私立の高校(女子校)★
  • 私立の大学(共学)

というように、高校が私立の女子校でした。

キリスト教(プロテスタント)の学校で、礼拝や聖書の授業がありました。この記事の元になる経験は「高校生で女子校に通った場合」ですので、似たような条件で進学を考えている方はより参考にできるかと思います(ブログ執筆時、私は24歳です)。

当記事では、当時の自分や友人たちと、卒業後の私と友人の特徴や、共学に進学した友人との比較した結果感じたことを主観ではありますがまとめさせていただきました。

 

私立女子校に進学させるメリット

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まずは、私の感じたメリットをご紹介しますね。

 

1.就職や進学のサポートが手厚い

私立の女子校は、就職・進学のサポートが大変手厚いとされています。実際、指定校推薦で私は実力よりも高い偏差値の大学に合格しています。高校入学の偏差値はそこまで高くないながら、推薦や一般受験・就職で高いレベルが望める、お得さがありますね。

先生も良い進学実績が欲しいと考えていますので、講習・補習や小テスト、面談、質問の受付…と様々なことに対応してくれます。

 

2.勉強や部活に集中できる

大学の研究で、共学より別学の方が大学への進学実績が良くなることがわかっています。性別によって得意な分野や伸ばし方が異なりますので、先生も経験からその辺を熟知しているんです。

男子よりも女子の方が、真面目にコツコツ勉強する割合が高いと言われています。私の周りでも、真面目に勉強に取り組む人がかなり多かったです。周りが勉強していると、自分もやらないと…という気持ちに自然となっていきますから、結果的にお互いに高め合うことができます。

部活でも、やりたいことをのびのびとできる生徒が多いようです。

 

3.楽しい

女子しかいない空間というのは、少なくとも私が経験したクラスではスクールカーストのような隔てがあまりありませんでした。バスケ部とイラスト部が仲良くおしゃべりするような、そんなイメージです。あんまり細かいことを気にせずに学校生活を楽しめるんですよね。

また、周りは女子の目しかないので、計算とか、そういうものが排除された世界です。「あざとい女子」のような友人もいたのですが、女子しかいないしこれが素なのだろう…と思われたのか、嫌われたりということはありませんでした。誰とでも仲良く楽しめます!

 

私立女子校に進学させるデメリット

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次に、私の感じたデメリットもご紹介します。

 

1.漫画やドラマで見るような青春は遠ざかる

人によるのですが、人生で後々に響くかもしれません。「共学の高校に行っていたら素敵な学園祭での何かがあったりしたかも…」と後悔してしまうような夢見がちなタイプの子は、後悔を引きずってもかわいそうなので共学にしておく方がいいかもしれません。まあ、共学に行ったら素敵な青春が…とは言いますが、おそらく憧れているほどのことは起こらないと思います。当時、共学に通っていた知人は「共学だって基本男女別々に過ごすよ」と言っていました。

実際、女子校に通っていたって別に彼氏は作れるし、制服でデートもできます。ただ、ここで問題になるのは「現実はどうか」ではなく、「共学に行ったら同じ学校に通えてもっと楽しかったのに」「女子校だから彼氏ができないんだ」…のような、たらればの思考になってしまうことなんですよね。やはり、別学出身であることが今後のコンプレックスになってしまう場合もありますから、娘さんの希望は必ず聞いた方がいいと思います。

ちなみにこの問題は、女子校より男子校出身者に起こりやすいと思います。

 

2.男性との関わりがなくなり、悪い男に引っかかりやすくなる

中高一貫の女子校などは、特にそうです。普通、高校生あたりから友人と恋バナをして、どんな男性はいいのか・よくないのかがわかるようになってきます。しかし、異性に興味がない・関わる機会がないと、その機会はどんどん先延ばしになります。ダメな男性に引っかかってしまったとき、大人になってからでは守ってあげる人が周囲に少なかったりいなかったりしますので、傷が大きく深くなりやすくなってしまいます。大事な娘さんには、優しくてまともな彼氏ができてほしいし、幸せな結婚をしてほしいですよね。娘さんの人生全体への影響を考えると、高校では女子校だったとしても、大学を共学にするとか、共学に通う期間など、男性と関わる機会もどこかである程度必要だと私は思います。

 

「【娘側から語る】娘を女子校に進学させるメリット・デメリット【経験談から語る】」のまとめ

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まとめますと、

  • 共学に行ったらどうだったかはわからないが、女子校は超楽しい
  • 進学や就職のことだけ考えたら、女子校の方がよい
  • 幸せな恋愛や結婚のことも考えると、中学から大学のどこかでは共学の経験もあった方がよい

以上です。 

 

私は女子校とってもいいと思いますよ!

私は共学羨ましいコンプレックスは多少ありますが、たくさんバカなことをして笑った記憶ばかりです!女の子との方が話が合うし、私は異性の目を気にしてしまうタイプなので、気が楽でした。

パパ・ママにお伝えしたいのは、本人の気持ち・希望をしっかり聞いてあげること。一生、自分の人生を決めていくのは自分自身で、両親がいつまでも決めてあげることはありません。娘さんの意見を何よりも大事にして、進学・受験は決めていきましょう。

人生は長いです。どこの大学へ行くかだけでなく、人生という広い視点で考え、決めるのがおすすめです。

 

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参考サイト

・『「学力」の経済学』

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