こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。
今回はホテルニューオータニ東京のエグゼクティブハウス禅に宿泊してきました。
目次
- ホテルニューオータニ東京の「エグゼクティブハウス禅」とは?
- チェックイン
- お部屋の紹介
- クラブラウンジ
- 館内探検!
- 「【宿泊記】憧れの「エグゼクティブハウス禅」!ホテルニューオータニ東京に宿泊しました【お部屋と庭園編】」のまとめ
- 参考サイト
ホテルニューオータニ東京の「エグゼクティブハウス禅」とは?
ホテルニューオータニ東京は、1964年の東京オリンピックの開催に向けて、外国人客を迎えるために作られたホテルです。大きく広い敷地と建物が特徴で、いくつかの棟に分かれています。
その中にある「エグゼクティブハウス禅」は、ニューオータニ東京の中にある高級路線のホテル(棟?)です。他のホテルでいうクラブフロアやエグゼクティブフロアに相当すると考えてよいと思います。
アクセス
- 東京メトロ銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅 D紀尾井町口 徒歩3分
- 東京メトロ半蔵門線・南北線 永田町駅 7番口 徒歩3分
- 東京メトロ有楽町線 麹町駅 2番口 徒歩6分
- JR中央線・総武線 / 東京メトロ 丸ノ内線・南北線 四ツ谷駅 麹町口・赤坂口 徒歩8分
公式HPの「アクセス」のページの説明がすごく丁寧なので、行き方がわからなければ公式HPをご覧ください。
チェックイン
チェックインはフロントに並ばずに、ラウンジでしてもらうことができます。
ウェルカムドリンクに、飴湯を出していただきました。
お部屋の紹介
ここホテルニューオータニは、3つの建物に分かれています。その中の「ザ・メイン(本館)」の11・12階にあるのがエグゼクティブハウス禅です。
今回は、「スタンダード(ツイン)」のお部屋を予約しました。スタンダード→デラックス→ジュニアスイート…とグレードが上がっていくようなので、最も手頃な価格帯で泊まれるお部屋です。
廊下の絨毯が、墨をイメージしたデザインになっていました。この墨のデザインは、エグゼクティブハウス禅の象徴です。
墨のデザインはカードキーにも使われていて、可愛いんです。
ベッド。
パジャマ。
枕元に(確か)ガトーショコラがあります。
お水もありましたので、ターンダウンをしなくて済むように、初めから準備してあるんだと思われます。
テーブルの上には、旅館のような定番のお茶のセットの他に、庭園のポストカードやバウムクーヘンがありました。
くつろぐ用の椅子。
冷蔵庫には、今回の宿泊プラン特典であるシャンパンだったかスパークリングワインがありました。
お水と、グラスの用意もしっかりあります。
ネスプレッソ。
クローゼット。
トイレとシンク。
浴槽。
シャンプーとコンディショナー、ボディローションはフェラガモです。
バスソルトはローズとガーデン。このホテルのバラ園と日本庭園にちなんでいます。
アメニティは種類豊富に揃っている印象です。
関係ないですが、テーブルの引き出しに入っている鉛筆にびっくりしました。ほとんどの宿はボールペンです。毎回鉛筆を研いで準備するということは、すごく手間がかかっているのではないかと思いました。
部屋の植物のセンスが素敵でした。
夜の部屋からの景色。駐車場はよく見えますが、夜景にはそんなに強くないです。
ルームサービスを頼んでみました。ルームサービスはホテルステイの醍醐味です。
クラブラウンジ
クラブラウンジについては、別の記事で紹介しています。
館内探検!
探検という言葉が大袈裟でないほど、ホテルニューオータニは館内が広いです。私が把握できた範囲で館内の要点を押さえていこうと思います。
レストラン
公式HPで飲食店の数を確認したところ、ざっと40店舗以上ありました。庭で食べる鉄板焼きから高級フレンチ、寿司、バーなど、多種多様です。
例えば、「パティスリーSATSUKI」。菅前総理の大好物であるパンケーキは、ここで食べることができます。
「ガーデンラウンジ」では、季節に合ったスイーツブッフェを食べながら、日本庭園を眺めることができます。
レストランは数が多いので、事前に行きたいお店を選んでおくのが良さそうです。
ショップ
ホテルニューオータニには、ここで暮らそうと思えば暮らせるほどお店が充実しています。
ファッション、骨董、ジュエリーあたりはこういうホテルの定番かと思いますが、ヘアサロン、託児所、フォトスタジオ、郵便局、ATM、花屋、ファミマ、クリニック、歯科、ドラッグストア、書店まであるのは、ニューオータニならではだと思います。
ジム
ホテルでは食べ過ぎてしまうことが多いので、体を動かすのがおすすめです。私はほとんど利用しませんが…。
庭園
都心とは思えないような、大規模で伝統のある日本庭園を楽しめるのが、ホテルニューオータニの魅力です。
ホテルニューオータニの日本庭園は、加藤清正にはじまり、井伊家、伏見宮邸宅…と何度か持ち主が変わっています。
そして1964年、大谷米太郎が国の要請を受けて、東京オリンピックのためにホテルニューオータニを建設しました。ここで庭園もホテルニューオータニの一部になりました。
こちらの日本庭園、大変広いです。
ホテルステイで食べてばかりになってしまっても、庭園を散歩することで多少カロリー消費になるかもしれません…!
こちらの池は、清泉池(せいせんいけ)という名前があるそうです。
池の鯉は、なんと約350匹!通りでたくさん見かけると思った。
ウグイス、メジロなどの鳥も多く棲んでいるそうなので、鳥の鳴き声が聞こえるかもしれません。
達磨大師(だるまだいし)の像を見つけました。達磨大師とは、禅宗の開祖と言われているインド人のお坊さんです。
鮮やかな赤い太鼓橋が見えてきました。
日本庭園内には、いくつかレストランがあります。調べてみたところ4か所(鉄板焼きのお店が3店舗懐石料理のお店が1店舗)。私が見たときは店内が混み合っていたので、人気店のようです。
大きな窯を見つけました。公式HPによるとこれは陶芸用の窯で、宿泊客を対象に陶芸教室が開かれることがあるようです。
鹿もいました!
写真でよく見る位置から。ここで記念撮影をされている方が何組かいました。
こちらの庭園では、灯籠も何度か見かけました。公式HPを見る限りでは、いろんな時代の様式の灯籠があるようです。
可愛いと思った灯籠がこれ!
鎌倉時代の形式だそうで、各面に動物が彫られています。これは春日灯籠(かすがどうろう)という名前がついています。
先ほど懐石料理のお店があるとご紹介しましたが、この建物の名前は「山茶花荘(さざんかそう)」。実はここ、ホテルニューオータニの開業前に、創業者の大谷米太郎が住んでいた建物!
私は今回の宿泊で特に参加していなかったのですが、イベントに合わせて宿泊すればさらに楽しいかもしれません。
館内では、日本庭園を表現した絨毯も見かけました。
ホテル周辺
周辺には、買い物や遊ぶスポットがそんなに充実しているとは言えません。純粋にホテルステイを楽しみたい方におすすめのホテルです。
ただ、普段あまり来ない場所ではあるので、ホテルの外側の少しだけ散歩してみました。
先ほど、この庭園の持ち主は何度か変わっているとお話ししましたが、江戸時代には井伊家のお屋敷がありました。藩主やその家族たちは、今の国会前の屋敷に住んでいたようですが、ホテルニューオータニ周辺には主に隠居や世継ぎが住んでいたそうです。
紀伊徳川家、尾張徳川家、井伊家が住んでいたエリアということで、そのそれぞれの頭文字を取って「紀尾井町」という地名になりました。
「【宿泊記】憧れの「エグゼクティブハウス禅」!ホテルニューオータニ東京に宿泊しました【お部屋と庭園編】」のまとめ
エグゼクティブハウス禅、本当に良かったです。部屋は綺麗だし、食事には困りませんし、広い日本庭園もあるし、ラウンジの食事はかなり充実していました。
館内の説明の部分で書ききれなかったこととしては、スタッフの方の対応が本当に良かったです。館内が広すぎて迷ったときに丁寧に説明いただけたり、ラウンジで写真撮りましょうかと声をかけてくれたり、お客さんのことをよく見ているなと感じました。
マイナス面でいえば、窓から見える景色はあまりよくないのと、部屋がやや狭いところでしょうか。ただ、私はあまり気にしない部分だったので、特に気になりませんでした。
ホテルニューオータニは、あまりに広いので一度来ただけでは楽しみ尽くすことができません。また機会を見つけて泊まりに来ようと思います。
(宿泊日:2021年8月21日~22日)
過去に宿泊した宿は、こちらにまとめています。
参考サイト
・東京のホテルなら ホテルニューオータニ(東京)| 【公式サイト】
・菅義偉新首相お気に入り店の「ホテルニューオータニ」のパンケーキ、昨年10月放送のテレビ番組出演後大反響、週間販売数が約10倍以上に : スポーツ報知
・江戸の大名屋敷、上屋敷・中屋敷・下屋敷の役割の違いについて。(2001年) - 江戸東京博物館