こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。
「科博」の愛称で親しまれている国立科学博物館。
今回は、科博の年パスを所有する私が、いくつかある種類の違いや、年パスを持っていて実際に感じたメリットをご紹介します。
当ブログでは、年間パスポートの役割を果たす会員証・権利のことを以下「年パス」と表記します。
※2020年12月10日現在、年パス会員が受けられる制度が一部変更されている場合があります。
目次
国立博物館は大人も楽しめる最高の場所
国立科学博物館とは?
上野にある、子どもから大人まで楽しめる科学の総合エンターテインメント施設です。超充実の常設展から、テーマを決めて特定の期間だけ行われる特別展まで、しっかり見たら一日が終わってしまいます。休日は、家族連れを中心に賑わいます。
こんな人に読んでほしい
以下のような疑問を解決したい方向けに書きました。
- 国立科学博物館に年パスはあるの?
- 年パスを持つとどんなメリットがあるの?
- 自分にはどの年パスが合うの?
- 何回以上行けば元が取れるの?
国立科学博物館には、年パスがあるんです。
それでは、さっそく年パスの種類について解説していきますね。
年パスの種類
国立科学博物館では、3種類の年パスにあたるチケットを購入することができます。一つずつ、特徴を解説しますね。年会費・入会方法・主な特典内容・どんな人向けかをご紹介します。特典内容は抜粋して書きますので、詳しい全ての特典内容は公式HPをご覧ください。
①友の会
「友の会」は、「かはく」との結びつきをいっそう深め、自然科学への疑問や関心を、より大きく育ててもらうための会です。不思議大好きな子供たちから、天文学や生物学などの専門家まで、自然科学に興味のある方ならどなたでも入会できます。「友の会」に入って、自然科学との新しい出会いを楽しんで下さい。
年会費 :大人 5,500円(1年会員)/10,000円(2年会員)
※家族会員の場合、大人2人で7,500円、大人1人と小~高生1人で6,100円
入会方法:1.窓口(国立科学博物館 日本館地下1階 友の会カウンター)
2.郵送
3.メール
主な特典内容:
- 国立科学博物館(常設展)の入館が無料
- 会員期間中、各特別展が一度ずつ無料に!
- 科学誌「milsil」・情報誌「kahaku event」の2種類の冊子が年6回(隔月)家に届く
- ミュージアムショップ10%割引、レストラン・ラウンジ内カフェ5%割引
- 音声ガイドが2回目から無料(1回目は320円かかるので注意)
最も大きい特典は、特別展が一回ずつ無料になることです!これは嬉しいですね。
こんな人におすすめ
- 特別展は欠かさず行きたい
- 今年は国立科学博物館をとことん楽しみたい
- 休日に上野に行くのはそんなに大変じゃない
ちなみに、私は友の会の会員です。 後ほど実際に買ってみて感じたメリットをご紹介しますね。
②リピーターズパス
「リピーターズパス」は、上野本館の常設展示・筑波実験植物園・附属自然教育園に、一年に何度でも無料で入れる「かはく」を思う存分楽しみたい方向けの年間パスです。
年会費 :1,500円
入会方法:窓口(国立科学博物館 日本館地下1階 友の会カウンター)
主な特典内容:
- 国立科学博物館(常設展)の入館が無料
- 特別展の料金がお得な割引料金に※1
- 音声ガイドが2回目から無料(1回目は320円かかるので注意)
- ミュージアムショップ10%割引、レストラン・ラウンジ内カフェ5%割引
※1 最新のツイートを調べてみたところ、おそらく「特別展の料金から常設展の料金分(630円)を割引してもらえる」ようなのですが、 公式でいくら割引と公言していないためここでは明言を控えます。
大きな特徴は、特別展は割引、常設展は無料というところです。
こんな人におすすめ
- 常設展を時間をかけてしっかり見てみたい
- まずは安い方の年パスで試してみたい
- 特別展は気になるものがあれば行きたい
手頃な値段のため、人気のパスのようです。
③みどりのパス
「みどりのパス」は、筑波実験植物園と附属自然教育園に、一年に何度でも無料で入園できる、四季の花々など植物がお好きな方向けの年間パスです。
年会費 :900円
入会方法:窓口(国立科学博物館 日本館地下1階 友の会カウンター)
主な特典内容:
国立科学博物館の管轄の二つの植物園の年パスです。この記事を読んでいる方は上野の国立科学博物館に入館したいと考えているはずなので、今回は割愛します。
友の会メンバーだからこそわかったメリット
私は友の会の会員ですので、私が感じたメリットをいくつかご紹介します。
MAXの開催回数特別展に行きたいならお得
国立科学博物館の特別展の入場料を調べてみたところ、しばらく料金は一人1,600円でしたが、直近の2つの特別展は、一人1,700円と100円の値上がりをしています。ということは、通常料金で年4回行くと6,800円。このチケットで4回以上行けば5,500円で済むわけですし、家族料金だともっと安いです。よって、年4回以上特別展に行く場合は、友の会の年パスをおすすめします。
また、価格のメリットではないですが、友の会の年パスを買ったことによって、「お金を払ったんだし、とことん楽しんでやろう」という気持ちになり、国立科学博物館に足が向く回数が増えました。行きたいけど実行できていないな、という方は思い切って買ってしまうのも手かもしれませんね。
※当日券、大人料金一人あたりの場合。
仮に、特別展に3日・常設展に1日行くとします。この場合、特別展だけだと5,100円になりますが、常設展も入れると、5,730円になり、友の会の料金を超えます。
このパターンの場合は、リピーターズパスが4,710円と最も安く済みますのでおすすめです。
冊子が家に届く
これがたまに家に届くと、わくわくするんですよね。2ヶ月に1回、2種類の冊子を貰えます。
① kahaku event
国立科学博物館で開催されるイベント情報がまとめられています。
② milsil
科学雑誌です。宇宙や人類、生物のことがまとめられていて、興味深く読めます。今まで掲載されていたのは、方言の話や鳥にも文法がある話など…文系の私でも面白く読めるテーマが多いです。
ちなみに②は、ミュージアムショップでも購入することができます。①は無料でもらえますよ。
グッズが10%、レストラン・カフェが5%割引になる
ミュージアムショップは、科学博物館らしいありとあらゆるグッズが並んでいます。大人でもつい欲しくなっちゃうものが多いです。1,000円のものを買っても900円ですからね。私もクリアファイルやノートなど、いくつか科博グッズを買いました。
カフェも利用しています。メニューや使い勝手など、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
上野の国立科学博物館の年パスを持つメリットは?種類がある?のまとめ
まとめますと、
- 年パスは3種類!
- まずはリピーターズパスからがいいかも
- がっつり楽しみたい方は友の会!
- 年4回以上特別展に行くなら友の会
この記事が、あなたの国立科学博物館の年パスデビュー を応援できたら嬉しいです。
国立科学博物館の公式HPからもチェックできます。↓
参考サイト
・国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo