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【読書記録】マニアックな博物館と躊躇することなかれ。「ぐるぐる博物館」を読んだよ【感想・レビュー】

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こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。

今回読んだのは、三浦しをんさんの著書『ぐるぐる博物館』です。

ブックファーストで一際目につく、平積みにされた縄文のビーナス。博物館好きの私はきっと好きな本だと思い、購入しました。一応私は、現役の出版社社員です。

 

目次

 

読んだ書籍

今回読んだ書籍は、

『ぐるぐる博物館』三浦しをん

です。

 


構成・内容

博物館好きの三浦さんが、実際に博物館に行って見た展示や、学芸員の方に聞いたお話をまとめた本です。メジャーどころの上野・国立科学博物館から、地方の記念館・ミュージアム・資料館まで12か所の施設+1人の人物、計13の場所(人)のお話です。

以下、登場する場所一覧です!行ったことのある方、気になっていた場所がある方には是非おすすめしたいです。

  • 茅野市尖石縄文考古館
  • 国立科学博物館
  • 龍谷ミュージアム
  • 奇石博物館
  • 大牟田市石炭産業科学館
  • 雲仙岳災害記念館
  • 石ノ森萬画館
  • 風俗資料館
  • めがねミュージアム
  • ボタンの博物館
  • 熱海秘宝館
  • 日本製紙石巻工場
  • 岩野市兵衛さん


感想・思ったことをを徒然なるままに語る

ここから先は一部ネタバレを含みますが、小説ではないので知ったからといって面白さが半減するようなネタバレはありません。読んでいて私が思ったことを書いていきます。

 

  • 茅野市尖石縄文考古館

土偶の国宝2点を収蔵する施設。おばあちゃんが孫に石棒の説明をするシーンがありますが、私も春画を見る母と小学生くらいの息子の組み合わせを見たことがあります。ああいうとき、どう説明するんでしょうかね…?聞き耳を立てる勇気がなくて、そのときは分からず終いです…。

  • 国立科学博物館

私は科博の年パスを持っています。三角関数も微分積分も赤点だった文系の私ですが、それでも科博は楽しいです。本書で触れている、体の小さい「フローレス原人」の復元展示はあまり記憶がないので、次回行ったときにきちんと見てみようと思いました。

  • 龍谷ミュージアム

京都には7回ほど行ったことがありますが、恥ずかしながら竜谷ミュージアムを存じ上げませんでした…。石窟壁画の復元があるらしく、是非行ってみたい場所の一つになりました(復元展示好き)。

  • 奇石博物館

 石…それは、本書の中でも最も私が興味のない分野。しかし読み進めていくと、気さくな施設スタッフの方の対応や工夫された展示に、そそられている自分がいました。静岡にあって、遠く用事も作りづらいのがネックですが…。

  • 大牟田市石炭産業科学館

軍艦島の楽しい記憶が強く残っている私には、なかなか相性の良さそうな施設です。当施設で展示の題材にしている「三井三池炭鉱」は、世界文化遺産に登録されています!世界遺産観光のついでに立ち寄りやすいのではないでしょうか。

  • 雲仙岳災害記念館

ブラタモリ・伊豆大島の回で火山を中心に大きく取り扱った回がありましたが、住民の方は意外に珍しい現象である噴火を見て楽しんだといいます。雲仙でも江戸時代の噴火では同様のことが起こっていたそう。しかし、平成の噴火では大勢の死者が出ました。当施設では、噴火の被害についても知ることができるそうです。

  • 石ノ森萬画館

先日復元されたトキワ荘に訪問した際、石ノ森氏の名前は何度も目にしていましたが、あんまり作品とかは知らないんですよね…。仮面ライダーの生みの親ってことは知っているのですが。読んだ感じだと、石ノ森章太郎の作品をどれだけ知っているか、好きかどうかが楽しめるか否かの分かれ道な気がします。

  • 風俗資料館

少し前まで飯田橋在住だったのですが、こんな場所一体どこにあったのでしょう…。変わった収蔵本の紹介が面白いので是非読んでみてください。この辺で本章は割愛します(笑)

  • めがねミュージアム

ミュージアムの案内人の方が、人としての魅力に溢れています。また、体験時間は長いですがめがね作りを実際に体験できるらしいです…私もやってみたい。

  • ボタンの博物館

展示室の雰囲気が良さそう。ここでは古いボタン、高いボタン、派手なボタンを鑑賞することができます。我々がまずはじめに想像するようなボタンは、機能性を重視したボタン。それ以前の時代のボタンは、装飾性を重視したボタンだというのです。写真も一部掲載されていますので、自分の目で確かめてみてください。

  • 熱海秘宝館

訪問したことがあります。そして、勝手に閉館したと思っていました(勝手すぎる)。バカバカしくも元気をもらえるような、大量の展示やゲームを楽しむことができます。全国で相次ぐ閉館に追い込まれている秘宝館。閉館する前に急いで行った方がいいと思います。

  • 日本製紙石巻工場

 本章を100%楽しむなら、電子書籍ではなく紙の本で読んだ方が良さそうです!

  • 岩野市兵衛さん

施設メインではなく、本書で唯一人に会いに行った回です。職人の雰囲気が伝わってきます。

 

全体を通して感じたことは、

  • 魅力的だけど埋もれている、認知されていない博物館が日本にまだまだたくさんある!

です。私、結構全国の面白いスポット知ってるよ~って思いこんでいたんですよね。しかし、そんなことは慢心に過ぎませんでした(反省)。今回気になる施設も見つけたので、訪問してみようと思います。

 


読後の行動・考え方の変化

  • 国内旅行の行き先の候補が増えた!

私は国内旅行がめちゃくちゃ好きなので、大牟田市石炭産業科学館は候補に入れておこう~とか、福井に行ったらめがねミュージアムもいいなとか、選択肢が広がるわけです。旅行好きにもおすすめの1冊です。

  • 施設内にいるスタッフの方に色々聞いてみようと思った

一部の施設では質問したりしていましたが、まだまだ遠慮がちになってしまうのが正直なところ。スタッフの方も、教えたくてうずうずしている可能性があります。まずは気になったことを聞いてみようと心に誓いました。

 

 

番外編:私のぐるぐる博物館

ちなみに…

荷物運び用荷物が同じ雰囲気の本を書くなら、

  1. ハニべ巌窟院
  2. 開陽丸
  3. 大谷資料館
  4. 深川江戸資料館
  5. 好文亭
  6. 軍艦島
  7. 山村代官屋敷
  8. 知覧特攻平和会館
  9. アイディアの泉神社
  10. 筑波海軍航空隊記念館
  11. 豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
  12. 大塚国際美術館
  13. のぼりべつクマ牧場

の13か所で打線を組んで執筆すると思います(誰も聞いてない)。科博も入れたかったのですが入りきらず、泣く泣く諦めました(誰も聞いてない)。

 


「【読書記録】マニアックな博物館と躊躇することなかれ。「ぐるぐる博物館」を読んだよ【感想・レビュー】」のまとめ

軽い読み口で、いくつもの章に分かれており、すぐに読み終えることができました。

  • 博物館好き
  • 旅行好き
  • B級スポット好き

にはたまらない一冊だと思います。是非この本を読んで、次遊びに行く場所・旅行先を決めてみてください!

 

 

本書で紹介されている「国立科学博物館」は、魅力をまとめた記事がありますので、合わせてご覧ください。↓

hinachanningyo.hatenablog.com

 

参考文献・サイト

・「ぐるぐる♡博物館」三浦しをん/2020年10月 実業之日本社

 

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