こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。
今回は、築地場外市場に行ってきました!
築地は昔来たような気もしますが、記憶が曖昧です。「美味しいものが安く買えそう!僕はタコを買って帰ってアヒージョを作るんだ」と意気込む彼氏と一緒に、昼前くらいの時間から行ってきました。
目次
「築地場外市場」ってなに?
築地は字を読んでごとく、「地を築いた」から築地と言います。埋め立てによって作られました。当初は武家屋敷が多かったのですが、その後外国人居留地として使われるようになるにつれて、西洋風の街に変化していきます。今の魚市場のイメージとはかけ離れていますよね。
今のイメージにぐっと近づいたのは、関東大震災がきっかけです。震災で焼失した日本橋魚河岸が移転してきたことが、今の築地市場の始まりでした。
2018年には東京都中央卸売市場が築地から豊洲に移転しましたが、仕入れや観光客の賑わいは今も健在です。
アクセス
- 都営大江戸線「築地市場駅」A1出口より徒歩1分
- 東京メトロ日比谷線「築地駅」1番、2番出口より徒歩1分
- 東京メトロ日比谷線、都営浅草線「東銀座駅」5番、6番出口より徒歩5分
上記以外の駅であっても、銀座周辺の駅で降りればどこからでも歩いて行けますよ!
営業時間
- 6:00 〜 9:00 業務用仕入れメイン
- 6:00 〜 9:00 業務用仕入れメイン
- 9:00 〜14:00 通常販売時間
- 14:00 〜 自由営業時間
9:00までは仕入れの方が優先されるそうなので、観光の場合は9:00以降に行った方がよさそうです。 それより前に行く場合は、邪魔にならないようにする必要があります。
実際に行ってみた!ぶらぶら散歩レポート
気になったお店や実際に食べたメニューなど、紹介していきます。
とろとろの半熟卵!「おにぎり屋 丸豊(まるとよ)」
築地市場エリアに入ってすぐ、人だかりが…。覗き込んでみると、おにぎりを売っていました。さっそく超欲しい。来たばかりなのに、すぐに購入しました。
おかかや揚げ玉の入った「たぬき」、半熟玉子がトロットロで絶対リピートしたい「ばくだん」。本当にトロットロ…。鮭も買ってしまいました。
是非今日の夜食か明日の朝ごはん用に、「ばくだん」を一つ買って帰ってください。
こだわりの玉子焼き「築地 山長(やまちょう)」
テリー伊藤の実家の玉子焼きは有名ですが、玉子焼きのお店はいくつか見かけました。「築地 山長(やまちょう)」はその中でも並んでいたので、行列に弱い私はついその列に並んでしまいました。
玉子焼き、厚みがありますがこれで一つ100円!出来たてあつあつで、はふはふしながら少し冷まして食べました。甘いタイプの玉子焼きです。
こちらの玉子焼きは、酢飯に合うように作っているそうですよ。
お気に入りの食器が見つかる「滝沢陶器店」
食器類が雑多に並ぶ、心がときめくお店を見つけました。といっても、彼氏の方が私の何倍もときめいているようでした。
所狭しと並んだたくさんの食器たち。彼氏は我が家で料理係を担当しているので、自慢の料理を盛り付けるイメージが膨らんだのでしょう。私は渋くて可愛い~おしゃれだな~などと思う反面、皿洗い担当のため「あの狭い台所のどこにこれ以上皿を増やすのか…使う食器が増えて洗うのも面倒くさいな…」などと考えておりました。
物色しているうちに、フランス人のカップルがやってきました。ちらっと見てスルーと思いきや、男性の方がもうちょっと見ていく、みたいな動作をして店内に入っていきました。えぇ~みたいな顔をしながらついていく女性。男性の方が万国共通で食器類にときめくのでしょうか?
購入した大皿に、パスタを盛り付けてみました。この日、彼氏は大皿を使いたいがためにパスタを作ったそうです。
毛皮?剥製?「江戸屋海産・椎名」
干物を販売しているお店だったのですが、奥のホッキョクグマはいったい???剥製です。よく見ると、手前にも猫のような動物の剥製があります。なぜ店内に剥製が?単なる飾りでしょうか?写真には写っていませんが、シマウマの毛皮?もありました。
田所食品
大きい通りに面する飲食店通りに出ました。ここで昼食をいただくことにします。
魚卵系のパスタやお茶漬けをいただける、「田所食品」で注文をします。
こちらは、「あぶり明太子のっけ明太子パスタ」!なんだか辛そうですが、そんなこともなく美味しくいただきました。
こちらは「鮭と梅ちりめんだし茶漬け」です!この日はちょっと寒かったのですが、だしで温まることができました。
席数は少ないので、行ったときにすぐ席につけるかは運次第です。
ル・パン
あんこクロワッサンで有名なパン屋さん。家屋はだいぶ年季が入っていますが、味は確かだそう。私はパン好きなので買って帰る予定でしたが、買い忘れてしまい味がわからず終いです…。
築地折松
マグネット収集をしている彼氏は悩んだ末、左上の築地マグネットを買っていました。
つきじ常陸屋
台所用品のお店。包丁やお皿、たわしなど、料理をしない私にはよくわからない世界です。
近付いて仰天!クリスマスツリーのオーナメントがたわしになっていました。たわしツリーとは斬新!そういえばクリスマスが近づいていることにここで気が付いたのでした。
お値段はかなり良心的なので、気になったものがあれば私のような庶民でも買えます。
別のお店ですが、店頭に包丁がずらっと並んでいる光景も!遠目では魚かと思いました。
鳥のいろんな部位を選んで買えるお店も。
築地っぽい魚を扱ったお店もたくさんありますよ!
昼頃行ったため、「あと少しで終わるから安くしますよ!」という声が飛び交っていたりと、賑わいを見せておりました。
「【築地観光】魚だけじゃなかった!築地場外市場をぶらぶら散歩してきました【感想】」のまとめ
私はほとんど行ったことのない築地を「魚を売っている市場」と思っていましたが、食に関するいろんなお店があって、ぶらぶら散歩しているだけで楽しめました。東南アジアへ旅行に行くとよくナイトマーケットに行くのですが、かなり似た楽しさでした(変なブランド品とか怪しいものはそんなに売っていないので、より安心して買い物はできますが笑)。
日本にいると、ありとあらゆる種類の食べ物をスーパーで買ってきたり飲食店で外食したりすることができます。食の多様性や楽しみは、ここにいる人たちが生みだしてくれているんですよね。外食自粛ムードで厳しい時期ですが、日本の食文化を支える人たちを守れるよう、最低限のルールを守って外食の機会も減らさずにいようと思いました。
あ、タコは買い忘れました。
(訪問日:2020年11月28日)
安く美味しくご飯が食べられる築地では、ランチやディナーはレストランでいただくのもいいですよね。事前に予約してから行きたい方や、ひとまずお店をリサーチしたい方は、こちらから探してみてくださいね(私の好きな一休.comです)。
参考サイト