こんにちは。荷物運び用荷物(@nimotsu_hakobi)です。
今回は、比叡山にある「ガーデンミュージアム比叡」に行ってきました!
比叡山延暦寺目的で比叡山を訪れた荷物運び用荷物。ロープウェイのチケット売り場の方に入場するか聞かれましたが「ガーデン?あー大丈夫ですー」と断りました。しかしその後、モネの庭を模した庭があることが発覚!今年の夏はパリに行くつもりだったのに行けなかったなー、去年行ったジヴェルニーのモネの庭はよかったなーと比叡山山頂でパリにまつわるあれこれ思い出してしまうハメに。やっぱり入っておこう…ということで、印象派の絵画とお花が楽しめるガーデンミュージアム比叡に足を踏み入れることになりました。
目次
- 「ガーデンミュージアム比叡」ってなに?
- 実際に行ってみた!訪問レポート
- こんな人におすすめ
- 「【感想・訪問レポート】モネの庭を完全再現!印象派好きはガーデンミュージアム比叡へ行ってみてほしい【印象派絵画】」のまとめ
- 参考サイト
「ガーデンミュージアム比叡」ってなに?
ガーデンミュージアム比叡は、印象派画家の庭園と絵画が楽しめる、広い庭です。庭と言ってしまうとこぢんまりした雰囲気が出てしまうので、ところどころに置いてある絵画、琵琶湖が見える景色、カフェなど、楽しめる要素がたくさんあります。
アクセス
- 京阪電車出町柳駅で叡山電車に乗換え、八瀬比叡山口駅下車後ケーブルとロープウェイを乗り継ぎ
- JR京都駅または京阪電車三条駅・出町柳駅からバスで「比叡山頂」下車
- JR比叡山坂本駅、京阪電車坂本比叡山口駅から徒歩またはバスで坂本ケーブルに乗換えケーブル延暦寺駅下車後徒歩とバスで「比叡山頂」下車
- JR京都線からJR奈良線で東福寺駅下車、京阪電車に乗り換え、出町柳駅から叡山電車、ケーブル、ロープウェイ
一番上の方法で行く人が多いと思います!楽なのはバスで一発で行ける二つ目です。
開園時間
10:00~17:30(最終入園 17:00)
2020年は7月18日~12月6日の期間が無休、12月7日~2021年4月16日が冬期休園です。本場のモネの庭も、冬期はお休みしていますからね。
料金
7/18~11/23
大人(中学生以上) 1,200円
子供(小学生) 600円
その他の期間
大人(中学生以上) 600円
子供(小学生) 300円
※2020年11月28日時点
冬だけ安いのは、花が咲いていなかったり葉が落ちていたりと、楽しみが半減してしまうからですね。
実際に行ってみた!訪問レポート
それでは、さっそく施設内を紹介していきます。
香りの庭
南フランスの明るいイメージで作られたエリアだそうです。奥に虹が見えるでしょうか?実はこのとき、大きな虹が出ていました!天気はあまり良くなかったですが、気分が明るくなります。
プラタナス広場
プラタナス広場からは、琵琶湖を見ることができます。ここでも虹が!
ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」など、有名な印象派の絵画が飾られています。
印象派の画家たちは、それまでと違い屋外で絵を描くようになりました。ガーデンミュージアム比叡では、絵に描かれた場所・環境に近い場所に絵画を展示することで、画家たちが絵を描いていた様子を想像しやすくしていると感じます。絵画は通常、美術館の壁にかけられているものを見ますからね。
睡蓮の庭
モネの睡蓮の庭までやってきました!
モネが日本に憧れて作ったと言われる、緑の太鼓橋です。
11月23日の比叡山はかなり寒いです。木や草は、大体枯れてしまっていました。
太鼓橋の絵の奥に、現地を模した太鼓橋が見えます。
池には、船も浮かんでいました。
モネは時間帯を変えて、庭の睡蓮を描き続けました。
橋だけでなく、日本のシダレヤナギやアヤメ、ショウブを景色に取り入れているそうです。まあ、夏と違って今見てもよくわかりませんでしたが…(笑)
モネの庭、ぐるりと一周してみた感想としては、現地に結構近い再現度なのではないかと思いました。
藤の丘
当園では、エリアごとに見られるお花が違うそうです。
花の庭
ショップの向かい側にあるこちらの「花の庭」は、現地同様アーチや花壇で彩られています。
絵と窓が交互になり、窓の外が絵のように、絵がそこに見える景色かのように楽しめます(そういう意図なのかは分かりませんが)。
虹がまだかかっていました!明るいカラフルな色調の絵画との相性が最高です。
ここのアーチは、ジヴェルニーの庭園そのものでした!
ルノワール「じょうろを持つ少女」の手前のベンチには、画中に登場するじょうろが!
絵画の解説パネルが絵画の横にあるのですが、読みやすい内容なのも気に入りました。
ローズガーデン
カイユボット「プティ・ジュンヌヴィリエールの庭の薔薇」。絵のテーマを見て、いちばん合うエリアに配置されているんですね。
あったかくなるような絵が多いです。
花の写真が少なく恐縮ですが、オールドローズを楽しめるエリアです。
印象派ガイダンスシアター
建物の中から、ドビュッシーの曲が聞こえる…と思って近寄るとここが「印象派ガイダンスシアター」でした。ピアノから、自動演奏で曲が流れています。
モネがいる!!
ジヴェルニーにモネはいませんでした。巨匠モネ、最近見ないと思ったら比叡山に篭っていたのね。東京ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」の人形並みにちゃんと作られています。すごい!本物みたい!
1時間に3回、時間が来るとモネが話し始めます。印象派の歴史や日本文化が与えた影響、モネの庭について映像付きで解説してくれます。内容は初心者向けで私は知っていることが多かったですが、途中途中モネが喋っていたため、その場で最後まで拝聴しました。
ショップ
ショップは想像していたより広かったです。
クリスマス雑貨、
庭の花を使った雑貨、
フランスから輸入した雑貨などが並んでいます。
見応えのある雑貨屋さんでした。
カフェ「カフェ・ド・パリ」
今回私は寄りませんでしたが、琵琶湖や京都市内が一望できるカフェがありました。
カフェの外から撮影しましたが、本当に景色は良さそうですよ。
琵琶湖側に面した場所に置かれている絵は、ちゃんと水辺の絵になっています。
当園で飾られている絵は陶板画といい、半永久的に劣化しづらいのが特徴です。大量の名画が鑑賞できることで有名な大塚国際美術館でも、陶板画が使われていますね。屋外で雨が降ろうが風が吹こうが、安心して置いておけるのが陶板画なのです。
将門岩
将門伝説がある岩を見つけました。この岩の上から、京都の街を見下ろしたと伝わっているそうですよ。
他にも…
- 展望塔
- こもれびの庭
- 体験工房
- 足湯・フロレアル
などもありましたが、立ち寄れなかったり休止していたりと見ることができませんでした。次回に期待!
こんな人におすすめ
- 印象派の絵画が好き
- モネの庭に行ってみたい
- 比叡山に行くけれど寺にはあまり興味がない
- お花畑が好き
印象派好きと、お花好きには刺さるのではないでしょうか。
「【感想・訪問レポート】モネの庭を完全再現!印象派好きはガーデンミュージアム比叡へ行ってみてほしい【印象派絵画】」のまとめ
魅力をまとめますと、
- モネの庭の高い再現度
- 屋外で絵を描いた印象派画家たちを尊重した展示方法
- モネがいる!
この3つです。比叡山に来た人で印象派・花が好きなら立ち寄ってみてほしいスポットでした。
(訪問日:2020年11月23日)
フランス・ジヴェルニーのモネの庭(本場)の記事はこちらです。↓
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参考サイト
・http://www.garden-museum-hiei.co.jp/